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猛暑と知覚過敏

2025.7.14

こんにちは歯科衛生士の山田です。

猛暑が続いている中、冷たい物を摂る頻度が増えていると思います。

暑い日は冷たい物を食べたくなりますよね。

この暑い時期に出やすい歯の症状は、知覚過敏症です。

多くの方は知覚過敏症という言葉を聞いた事があると思います。

今回は、この知覚過敏症についてお話ししたいと思います。

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知覚過敏症とは何か?

知覚過敏症とは、虫歯や神経の炎症がないにも関わらず、冷たい物や甘いものなどの刺激を受けた時に一時的に痛みを感じる症状をいいます。

象牙質という組織が露出し、刺激が歯の神経に伝わりやすくなることによって、歯に痛みを感じます。

知覚過敏症の大まかな原因をついてお話ししたいと思います

原因

①歯ぎしり食いしばり

②歯周病

③不適切なブラッシング

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①歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばり等があると、歯に過度な力がかかります。

歯に力が加わると、歯がたわみます。たわんだ際に歯の根元歯茎に当たり根元がえぐれてきます。

根元がえぐれると神経との距離が近くなりしみる症状が出てきます。

また、歯ぎしりにより、歯がすり減ると象牙質という組織が露出してしみる症状が出る場合があります。

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②歯周病

歯周病になると、歯を支えている骨が減り、それとともに歯茎も下がってきます。

歯茎が下がると歯の根元が露出する為、しみる症状が出る事があります。

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③不適切なブラッシング

ブラッシングの圧が強かったり、ゴシゴシと磨いたり、歯磨き粉に入っている研磨剤により歯が削れたり、歯茎が下がったりする事があります。

知覚過敏の原因療法として①から③の原因を改善する事が大切です。

①歯ぎしり食いしばり等は自覚がない事が多く、歯ぎしりや食いしばりの原因が分かっていない為、改善する事が難しいです。

しかし、歯にかかる負担や、歯のすり減りはマウスピースをつけてて軽減をする事ができます。

②歯周病になっている場合は歯周病の治療が必要です。

③過度なブラッシングについては、ブラッシング圧を意識して、優しく磨く事が大切です。

しみる症状を軽減、改善する方法として、知覚過敏用の歯磨剤の使用や、歯の根元を埋める治療や、歯科医院でしみ止めを塗ってもらう方法などがあります。

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しみる症状がそこまで強くない場合は、知覚過敏専用歯磨剤の使用がおすすめです。

知覚過敏専用の歯磨剤には、しみる症状を抑えてくれる薬用成分や象牙細管を塞いでくれる成分が入っている為、知覚過敏症には最適です。

しみる症状は知覚過敏症だけでなく虫歯が原因でしみる症状が出る場合もあります。

ラビット歯科では予防に力を入れています。

歯が悪くならない為に、一生自分の歯で噛めるように、定期的な検診を受けて頂いております。

何か気になる症状があればご相談下さい。

ラビット歯科 ・歯科衛生士山田