お母さん：学校の歯科健診で「歯列・噛みあわせ」にチェックが付いてきちゃった・・・

先生：歯並びに関して、歯医者さんで早く診てもらった方がいい順番は○○、□□、△△です。

年度の頭には、学校で「歯科検診」があります。
子どもの歯の事は、親御さんにとってすごく気になりますよね。
虫歯の治療は期間や費用の目処が見えますが、歯並びに関わることは期間も費用も不透明でなかなか相談しづらいというお声をよくいただきます。
「うちの子、受け口気味なのですが・・・大丈夫かな？」
「学校の歯科検診で『歯列・咬合の不正』にチェックが入っていた・・・・どうしよう」

受け口の治療をスムースに進めるためにも○歳までの治療がおすすめと院長談。
実は、受け口が治るだけでなく他のメリットもあるという「耳より情報」も院長が教えてくれました。

ラビット歯科戸田での歯並びに関する相談は「無料」です。
「歯の矯正は高いから」とはじめの一歩を踏み出さなかった、実は簡単にできる治療もあるということを「知らなかった」・・・そんな親御さんやお子さん多くみてきた安部院長が耳寄り情報をお知らせします。
ちなみに、受け口矯正器具のプレオルソは7万円（税別）です。

目次

歯並びガタガタを回避に、永久歯が○本生えるまでなら出来ることがある
学校の歯科検診のお手紙、早く歯医者に来た方がいい歯並びトップ３
矯正をするなら、矯正専門の病院と行きつけの歯医者さん、どっちがいい？
歯科検診のお手紙を持ってくるのが遅れた時のリスクは○○
歯の矯正の先延ばしリスク5つ

―受け口は、ある年齢までには治療をスタートした方がいいと聞いたのですが。

はい、反対咬合（はんたいこうごう：受け口）は基本的には自然には治らないとお考え下さい。
でも、プレオルソ（下記画像）というマウスピースを使うと、2か月か3か月でかなり治ります。

―え？そんなに早く効果が表れるのですか？

はい、子供の治療はびっくりするくらい早く効果が表れます。
ずっと入れているわけじゃなくて、夜寝る時と昼も慣れるために入れてもらいます。

治療前

治療後

1.年齢： 7歳
2.主訴： 下の歯が反対になっているのが気になる
3.診断： 反対咬合（前歯のみ）
4.期間： 治療2ヶ月、その後２年間後戻りしないよう装置装着（日常習慣として）
5.料金：77,000円
6.事前に知ってもらいたい事：プレオルソは、第1期治療であるということ。
7.主なリスク、副作用に関する事項：使わないと効果はゼロである。
8.抜歯部位：なし
9.治療に用いた主な装置 :プレオルソ

―通院のペースは？

月1回、経過を診るくらいです。
プレオルソは普通の歯の矯正の装置のように「歯に力を掛ける」じゃなくて、邪魔な筋肉（ベロや唇）を排除するために作っている。

―「邪魔な筋肉？！」

2か月3か月で分かりやすく効果が出た例です。
永久歯も出てきて間もないから、すぐに歯も動くんですね。
この後も、筋肉の安定のために2年くらい使ってくれたので、永久歯もキレイに並びました。
この上下の2番から2番の4本、上下合わせて8本を揃えてあげれば、その後はキレイに並ぶことが多いです。

―初めて聞きました！上下の前歯4本が生えてくるタイミングでキレイに並んでいるといい！ということですね？

だから早い段階＝小学校に入るか入らないか、のタイミングの相談・受診がおすすめですね。
「ベロの位置を変える」ことで「口呼吸」も改善します。

―どうしようと思ってないで、相談は無料だからまずは来た方がいいと。

そうですね。
歯が動くスペースがあり、プレオルソでベロの位置を上げれば、歯は並んできます。
プレオルソにはベロを載せる皿があり、ノドにベロが落ちないので、イビキもなくなります。
さらにプレオルソを入れると物理的に口がふさがるので、鼻が通ります。
口呼吸がよくないんです。

―プレオルソは柔らかめな素材ですが、結構大きいものなので当たったりしないか心配です。

当たるところは削ってある程度調整できます。

―実はうちの娘もプレオルソで受け口が治ったのですが、他の矯正に比べると安いですよね。普通の矯正だと何十万円ですが。

うちは7万円に消費税です。
歯がかなり重なっている場合は矯正の前処置という意味合いになりますが、先ほどの症例くらいだとプレオルソだけで終われることもあります。

―「受け口だ」と気づいてくるのはお母さんですよね。でもプレオルソを実際に入れるのはお子さんで「え～！？」ってなりませんか？

それはなります。（笑）
治療開始セットに「シール帳」を渡して、モチベーションUPを図ります！

あと、「あいうべ体操」をやりますね。

 

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年齢的に早く・・・1年生とか2年生とか、遅くても10歳くらい（4年生）までにやらないと本人の意思が出てきちゃうので低学年スタートがおすすめです。
実際、歯並びが悪い子はとても多いので、まず比較的リーズナブルなプレオルソから検討もありだと思います。
こんなノートもあるんですよ。

―「矯正は高額なもの」というイメージですよね。何十万円もするのは躊躇しますが、手始めとして7万円で出来るプレオルソはありですよね。でも治せるのは「受け口」だけですよね？

それだけでなく、開咬（かいこう：オープンバイト、下記図参照）用もあります。

混合歯列期（こんごうしれつき）と呼ばれる7～10歳の永久歯と乳歯の両方あるタイミングは、比較的まだ親の言うことを聞いてくれるタイミングでもあるので、プレオルソを実際に着けるお子さんも受け入れやすいです。

―確かに、高学年に差し掛かると親の意思とぶつかったりするので、素直に聞いてくれなくなりますよね。娘は保育園の時は完全なる受け口だったのが、プレオルソを入れたら治りました。

―学校から「噛み合わせ・歯列」にチェックが入ったお手紙が来ると、恐怖です。歯医者さんに行って何十万も掛かるんじゃないかと・・・。緊急度の高い順、教えてもらえますか？

こんな感じですかね。
1位　開咬（かいこう）：前歯が開いていて当たらない、サンドウィッチが噛み切れない
2位　反対咬合（はんたいこうごう）：受け口
3位　上顎前突（じょうがくぜんとつ）：出っ歯

―親は「いつか治るんじゃないか」という希望的観測で出費を先延ばししたい。一方、中学校や高校で歯並びが気になり始める時だと、もうプレオルソでは治療できない・・・ティーンエイジャーで矯正をやるよりも、小学校低学年にやった方が楽ですか？

楽ですね、本人たちも親も楽です。
中高生みたいに、矯正のために歯を抜かなくていい、永久歯がキレイに並ぶ可能性が増える。
生活上、受験がある時などそういう時に装置があると気になりますよね。
歯並びが悪い→歯がうまく磨けない→虫歯になりやすい。
早めの治療はこのような「二次的な何か」が起こる割合が少ないし、歯周病の予防にもなります。

―とはいえ、学校からの手紙を持っていったら、何十万円も取られるんじゃないかと思います。

いきなり取らないですよ。
「虫歯にチェック」があるとすぐに来てくれますが、「歯並びにチェック」だと受診が半年後など遅い傾向にあります。
戸田市のお子さんの歯医者の通院にお金は掛からないし、当院で歯並びを診るのもお金は掛からないし、本格矯正の1回目の相談は無料だし「必ずやらなきゃ」ということもないです。なので、歯の矯正をやるメリットを知ってほしいです。

―先延ばしにしてドキドキしているくらいなら、無料で相談受けてみませんか？というところですよね。

プレオルソは、10歳までにしかできない治療です。
全部永久歯になってからだと意味がなくなる、骨の成長段階でいうと「混合歯列期」（乳歯と永久歯のどちらもある状態）までが適応です。
まずは一回話をしてみてほしいです。

―矯正の先生はいつ来るんですか？

月に1回来きます。

―じゃあ矯正やってみようかなとなると、次にお母さんが悩むのは地元の歯医者さんか矯正専門の歯医者さんかどっちがいいのというところだと思います。普段ラビット歯科戸田に来ている患者さんだと、「矯正専門の歯科医院」と「普段通っている歯科医院でやっている矯正」とどっちがいいのか聞けないと思うので、私が代わりに聞きます。（笑）

矯正をやっての効果は、専門の先生と変わらない。
じゃあ治療途中に虫歯が出来たら、対応がすぐ出来るのが一般の歯医者です。
矯正専門の歯科医院だと「虫歯の治療は一般歯科に行ってね」となります。

―歯の矯正中、虫歯には結構なるんですか？

そうですね、やっぱり虫歯になることが多いですね。

―治療が遅くなったら何が起きますか？

治療をしなければ、毎年ほぼチェックが入りますよね。
やり始めが遅くなると、永久歯の抜歯する可能性が高くなります。
そこが一番のリスクでしょうか。
プレオルソなら10万円弱だし、1期はアゴの大きさを広げる矯正ですが、1期で終われる場合がある。
普通の矯正（本格矯正）はアゴを広げる1期、歯を並べる2期とあり70万円掛かるのが、1期だけだと35万円で終われる可能性がある。
1期2期両方だと、金額が2倍になります。

―親自身に歯の矯正の経験があれば、子どもの歯並びが気になりますよね。年を取ってから歯を失うリスクを減らせますよね。

高校生以降の成人矯正（第二期矯正）で歯を動かすと、骨（歯槽骨：しそうこつ）が下がりやすんですね。

―高校生でも骨が下がっちゃうんですか？！

高校生以上かな。
骨の成長が止まったタイミングで動かすと、そういうリスクはあります。
早い段階で動かすと・・・小学校から矯正始めた子は（歯を支えている）骨が下がることはあまりないです。

―私自身大人になって矯正をしたのですが、ある歯医者さんで「大人になってから矯正した人の典型的な歯槽骨（しそうこつ：歯をさ支えている骨）ですね」と言われました。ガーンって感じでした。見えないところの話なので案外知られていない。見た目はキレイに並ぶけど、歯の下の骨がやせるまで教えてくれるホームページはなかなかないです。（泣）

―ということで、矯正の先延ばしリスク、教えてください。

こんな感じでしょうか。
☑骨が下がる
☑金額が2倍になる
☑抜歯するリスクが高くなる
☑ベロの位置が下がる
☑口呼吸になりがち

―呼吸も関係あるんですね。（汗）

虫歯について、口が乾燥していることが虫歯の多さにかなり関係あります。
唾液量が多いと虫歯になりづらいと言われますが、治療中に唾液がいっぱい出る人でも虫歯が出来る人は出来る。
「何でこんなに唾液が出るのに、虫歯だらけなんだろう」と思うと、口呼吸があることが多いです。

―唾液が多くても、口呼吸だと虫歯になりやすいんですね。

戸田の子供たちを、鼻呼吸にしていきたいんです。
口呼吸はベロの位置、ひいては歯並びにも影響します。
子供の頃に鼻呼吸の習慣をつけた方がいいです！

―先生が治療している中で、口呼吸の子は多いですか？

多いですね。
子どものうちに鼻呼吸を習慣化することの大事さを、親御さんに知ってもらいたいです。
変えられるところを変える・・・プレオルソによって鼻呼吸に持っていける。

―プレオルソでの歯の矯正は、歯並びだけじゃなくて、鼻呼吸への導きでもあるんですね。

プレオルソで悪い習慣を変えられるのであれば、早い段階で変えてあげた方がいいですよね。
口呼吸がNGだということをもっと知ってほしいですね。
たまに親御さんが言うのは、子どもの口臭が気になるということです。
親御さんが接していて朝に感じるということは、寝ている間に口が開いている可能性はありますね。

―あれ？と思った時が、相談時ですね。口呼吸が他によくない理由はありますか？

口で呼吸するとほこりもバイキンもダイレクトに入ってきます。
あと鼻呼吸は脳を冷やすんですよね、脳のラジエーターの役割もするんですよ。
勉強も集中力が上がって、テストの点数がよくなるかもしれませんしね。

―プレオルソを入れると受け口だけじゃなくて、歯並びが悪くなる予防や口呼吸が改善するとか他にもメリットがあるんですね。歯科検診で歯列にチェックが付いていたら、早く来てほしいですね。

早くも遅くも、掛かるお金は変わらないので。
むしろ遅くなれば、よりお金が掛かる可能性が高くなります。

―みんな「歯の矯正は一体いくら掛かるんだろう？」と思っている、だから二の足踏んじゃうんですよ。

高いイメージは、昔からなかなか変わらないですね。

―実は私も「自費の白いかぶせ物なんてとんでもない」と思っていたのですが、銀歯に比べて二次カリエス（虫歯の再発）リスクが低くなるなどのメリットを知り、実は結局自費の白い詰め物の方がお得だ！と思い、夫や娘の治療時に自費の白いかぶせ物を選択しました。汚れも付きづらいなどのメリットがあると知り「何だ、もっと早く教えてよ」と思っていました。（笑）

そうですね。
合った選択肢を提案するので、怖いと思わずにまずは相談してください。

プレオルソを始めようと思ったきっかけは？

通院している歯医者さんに治療に行ったときに、子どもの歯並びについて相談したらプレオルソを紹介してもらいました。

矯正治療を始める前にどんな悩みがありましたか？

子どもが乳歯から永久歯に生え変わるときに、歯並びに不安を感じていました。

矯正治療中に良かったこと、つらかったことはありましたか？

治療を始めた当初は子どもがマウスピースを付けるのをめんどくさがったりしていましたが、歯並びが改善していくと喜んでいたので矯正を始めて良かったです。定期的に先生に相談出来たことも続けられた要因です。

歯並びで気になったところはどこですか？

人から見える前歯の部分は気になりました。

矯正治療を始めるときに重要視した点はどこですか？

子どもの治療なので治療期間、痛み、効果、金額です。

治療を決めるときに知りたかったこと、説明して欲しいことは何でしたか？

治療後の歯並びのイメージ、治療に対しての子供への負担、治療期間は聞きましたね。

※下記ページでも歯科矯正について紹介していますので、ご覧ください。

プレオルソの詳細ページ

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