院長 安部 友紀
患者さんにお子さんが多いことが特徴のラビット歯科! お子さんがお相手ということでのご苦労があり、いろいろな工夫をされているようです。 どのようにしたらお子さんやご父兄にご満足頂ける治療をされているのか院長の安部友紀氏に聞いてみました。歯医者さんにとって医院の中の雰囲気を良くすることって大切と思いますが、院長先生なりに気を使っていることはありますか?
歯科医院というのは普通の会社の上司部下とは全く違う関係で成り立っています。 言うなれば、スタッフとドクターとのチームであるということを意識していかないといけません。 ドクターが一人で治療をして患者様を満足させるということではなく、来院されて、治療を終えてお帰りになるまで患者様に安心いただけるようしなければなりません。 ですから、年齢的には一回り位違っていても、仕事はドクターも歯科衛生士も歯科助手も、そして受付もそれぞれがエキスパートとして対等な関係でいられるように上下関係を持たず、ランチなども一緒に食べるようにしてフランクな人間関係ができるようにしています、何でも話し合えて、信頼関係で結ばれているような関係にしたいと常に心がけています。この医院の特徴として、お子さんの患者さんが多いというのがあげられると思いますが、要因はなんだと思いますか?
この地域には学校も多いですし、街自体がベットタウンになっていますから若い夫婦が多いということがあると思います。 いわゆるママ友経由でご紹介を頂いて当院に来られるというケースがすごく多いのです。 それ故に、来院いただく方にはすごく安心して治療が受けられるようにということを一番意識している事も口コミにつながっている部分ではないかと思います。患者さんにお子さんが多いということで、気を付けている事はございますか?
医院の理念として、ABC理念というものを掲げています。 “At Home” “Best” “Clean”の3つで、特にお子さんが多いということでAのアットホームな雰囲気、Bの治療にベストを尽くし、Cの院内の清潔には常に心がけて、安心して治療を受けて頂けるようにという風に心がけております。 医院に入りやすく、お子さんのその時その時の気持ちに合わせながらベストな治療を行なうことが重要です。 そうすることで、初診のお子さんだと緊張して泣いてしまうお子さんであっても、2度3度と回数を重ねるごとに泣かずに安心して治療を受けることができるようになったという成長が親御さんにも実感していただけるというお話をお伺いしています。 それ故に、優しく、時には厳しくといったことを織り交ぜて運営しています。こんなことで困ったという事はありますか?
お子さんのことですから、無理やり治療をするというのは避けたいと思っていますし、お子さんの歯科医への恐怖を取り除いてから治療をしたいと思っています。 しかし、親御さんはとにかくむし歯があればすぐに治療し、なおかつ回数も少なくしたいと思っている方も多くいらっしゃいます。 ですから泣き叫んでも無理やり治療してくれとおっしゃる方も中にはいらっしゃいます。 ただ、私共はお子さんに歯科治療に対する恐怖心を取り除いて安心した治療を受けていただきたいと切に願っています。 というのも歯医者が怖いというイメージが出来上がってしまうとその後、全く何もできなくなってしまうということを親御さんにしっかり説明してご理解いただくことは本当に重要であり、且つ大変なことだと思っています。お子さんが歯医者を怖いと思う心理ってどこにあるんでしょうか?
お子さんにとって白衣=医者=怖いというイメージにつながっているのだと思います。そのために私は青いユニフォームを着るようにしています。 その他の要因としては、機械の音や薬品の匂いからも恐怖を連想させているだと思います。 ですから、当院では、白衣は着用しない、また薬品についても極力匂いの出ないような管理をしてお子さんに恐怖を与えないように心がけています。こちらで勤務して嬉しかったことはありますか?
ささきほども触れたのですが、初診で来院した時は泣いて治療どころでなかったお子さんが何度も来院する内に次第に医院に慣れて、泣かずに治療ができるようになって笑顔を見せて親子で帰っていく姿を見ると、治療の過程で時間をかけても患者さんの歯が治って幸せになってくれて良かったと感じます。 こうしたことが仕事をしていて本当に嬉しく思う事であります。今後のラビット歯科医院をどのようにしていきたいですか?
ラビット歯科をスタッフ一同で盛り上げて地域貢献をこれからもずっと続け、更に良い医院にしていきたいと思います。